ぴよらっとジャングルの掟

Welcome summoners!

とか気取った英語を使いたくなるゲーム、League of Legendsの話をするよ。ぼくはJunglerという仕事を主にしているのでその話。

1 0:00~4:30 Invadeと一周目
Jungleで重要なのは一周目。一周目の出来でその後のいろいろなことが変わってくるよ。
例えばBlinkがなく、殴りメインのUdyrやNocのようなチャンプは、赤バフがないとかなり辛い。
マナありJunglerの大半は青スタートすることが多い。そのため、赤がある側のlaneが敵のInvadeから赤を守ってあげないと、8分近くまでGankの脅威が薄れてしまうんだ。これは良くない。
だから、自分のタワーの下でボケっと立ってる仲間にはちゃんと説明してJungleガードを徹底させよう。まあ、バラけて守ってると五人一気に攻めてきた時負けちゃうんだけどね。
やられたら嫌なことは当然、敵にしてしまうのが良い。そこそこの速さでバフを狩れるJunglerを使っているなら、相手の一個目のバフを盗んでしまうのはとても効果的だ。バフの経験値はとても大きい。これをとってしまうことができたら、それだけでかなり相手のJunglerよりもLvで先行できる。相手が殴りメインのJunglerなら尚更だね。相手のGank力、経験値を奪えるんだ。積極的に取りに行こう。恐れることはない。いざとなったらflashを使って逃げればいいだけだからね。
ただし、バフにワードをさされていて、視界が取られているということは結構ある。敵のlanerが寄ってくるような動きを見せたら直ちに逃げるんだ。2:00くらいでフラッシュ使ってしまっても、Junglerならまあそんなに危なくはないから、出し惜しみしてはいけないよ。
一周目のバフスティールの時は、キャンプのちっちゃいトカゲもちゃんと狩ろう。

一周目はとにかく経験値が足りないし、なによりそいつらを狩りきることに大きな意味があるんだ。これについては3章で書くよ。
敵のバフを盗んだら即自陣のバフをとろう。せっかく敵のを奪ったのに、もたもたJungleを回っていて、自分のをスティールし返されては意味が無い。
もちろん、敵のをとって即Lv2GankからFirst bloodが取れるなら、敵にスティールし返されてもお釣りが来るだろう。だけど、laneに顔を出すということはバフを盗んだことがバレるということだ。仲間と自分の力量、CCなどを見比べて、成功する算段がないならなるべくGank前に自分のバフをとってしまうのが良いと思う。
バフスティールに成功すると、相手は腹いせにGankしてくることがある。これは、中立モンスターが湧くまでの間暇だから、いっちょちょっかい出してみるか、という感じで行われることが多い。
一般的なJunglerがバフをとって最速でLv2Gankに来れるのは2:20くらいから。自陣のバフがなくなっててくっそー腹いせGankしてやる! となるのが3:20くらいだ。この時間帯は特に、laneの仲間に注意を呼びかけよう。
だいたい4:30くらいになると、Potが切れたり買い物したりと一回Junglerはリコールするはずだ。laneよりもJunglerのほうが装備が充実しているほぼ唯一の時間帯だね。その強みを生かして積極的にGankしよう。ぼくは大抵、赤クリなんかを買って、ヘルスを高めるのが強いと思っているよ。一瞬くらいならタワーに飛び込んでもいけるしね。


2 4:30~7:20 Gank
さあ、お待ちかね、Gankの時間だ。この時間帯はJunglerは装備の優位を生かして積極的にGankしていきたい。
では、どういうlaneをGankするのがいいのだろう?
Ultを持つと殺しにくくなるやつら
  AhriやKassみたいな、Ultが強力なBlinkだったりするやつは、Lv6になる前にGankでボコって差をつけてしまうのがいい。Blink持ちはとにかく逃げ性能が半端じゃ無い。だったらどうする……? Blinkがないうちに殺してしまうのが一番さ!
early gameに強いやつら、もしくは弱いやつら
  矛盾してるって? まあ聞いて欲しい。序盤強い奴は序盤の優位を終盤まで活かすため、強気に攻めてくる。ワニとかガレンとかだね。ここでズルズル負けを拡大していったら敵の目論見通りになってしまう。いくら序盤強いといっても、人数差を覆す程じゃあない。どんどんGankにいこう。
  そして、序盤弱いやつというのは……上のUltを持つと殺しにくくなるやつら、と同じようなことなんだけど、例えばMordeみたいなどうしてもPushしがちになる上、Gank耐性が低いやつらのことだ。こいつらを餌にできたら、そのゲームはGGだ。積極的に殺しに行って、心を折ろう。
育ったらsupercarryしてくれそうな仲間のところ
  TopやMidのアサシンは、育ったらあとは一人で勝手に対面を殺してくれるようになる。彼らのスタートダッシュを手伝うのは君だ。
この時間帯ではあまりBotGankは考えない。ドラゴンを狩るにはちょっと柔らかすぎるからだ……まあ、ちゃんと寄ってくれる仲間がいるのなら、Botを殺してドラゴンをやるのが一番いいんだけれどね。でも、FlashやHeal、Exhaustなんかが豊富にあるBotを損害なく殺すのはなかなか難しいんだ。
だからといって、顔を出さなくていいってわけじゃあない。laneに寄って敵のワードに映るだけでも相手には大きなプレッシャーになる。つらそうなBotには顔を出してあげよう。

3 7:20~13:00 中規模な集団戦
1章でバフの小さいのを狩った理由はここにある。はじめのバフスティールに成功していると、7:20になったとき、敵の陣地でほぼ同時に赤青バフの2つが湧くことになるんだ。当然相手はどちらかにしか向かえないだろう。そんなとき、どちらのバフの前にもワードがさしてあったら……? そう、敵が居ないサイドのバフをまた盗みにいけるんだ。バフスティールの無限機関の完成だ。おめでとう!
ぼくは青にワードをさしておいて、敵Junglerが敵Midに譲ろうとしているのをスマイトで掠めとるっていうのをよくやるけれど、あれはほとんど曲芸のようなもので、褒められる行動じゃあない。敵が居ない側のバフを盗みに行くほうが安全だからね。
とはいえ、敵MidがSwainやAniviaみたいな、青を持っていると超強いChampだった場合はなんとしても青を盗みたいところだ。最悪、敵Junglerにスマイトで取らせてしまうのでもいい。敵Midに青を持たせるな! それだけで、Midはかなり優勢になるんだ。
この時間帯はそろそろ皆がUltを手にしだす頃で、順調に育っていない場合、Junglerなんかは簡単に死んでしまうだろう。FeedしたJunglerほど悲惨なものはない。どんどん自陣Jungleは荒らされるし、中立を狩るのもどんどん遅くなってしまうからね……攻撃的に立ちまわることを忘れずに、しかし、死んでlaneに迷惑をかけることのないようにがんばろう。
また、この頃からBotに積極的にGankに行って、ドラゴンを意識しだしたい。ドラゴンはJunglerでいうタワーのようなものだ。一回ドラゴンが取られるということはつまり、laneでタワーを一本折られるのと同じくらいやってしまったことなんだと自覚しよう。

4 そして混沌へ
そろそろ長いし適当にまた今度書くとか言いながらお茶を濁していこう。
ここから先は定石というようなものがあるわけではない。自分のGankがどれだけうまくいったか、仲間のKillがどれだけ稼げているかで柔軟に対応して行かなければいけないんだ。
ただ一つ心においておくべきことは、スマイトのCDをちゃんと考えることだ。ドラゴンやバロン中にスマイトがCDのJunglerなんて、クソの役にも立たない。敵Junglerにバロンスティールされたなんてことになったら切腹モノだ。逆に、自分がスティールしてやったらヒーローだけれども。しっかりバロンやドラゴンを左クリックして、左上にHPを表示させるようにしよう。

以上。ワードの置き方なんかもいろいろあるだろうけど、それはまあいいか。
Junglerの良し悪しは序盤ゲームの流れを大きく左右すると思うよ。序盤を制してゲームに勝とう!

あ、ぼくはレート非表示のアレな人なのでもっとこうしろとかBotGank行けとかあったらコメントで教えてくださいな。